N爺の藻岩山麓通信 |
年初めのささやかな夢です。
「北海道うどん」をキックオフいたしましょう! 話題のBグルメ路線を追うのではなく、地に足つけて、それこそ麦のように、ね。 昨日、劇作家・演出家で俳優の斎藤歩さんとフェイスブックでこんな会話をしました。(ほぼ原文のまま) 斎藤歩 前橋の現場にはいる前に、関越自動車道のサービスエリアで、上州うどんを食べました。 とても美味しかったです。 伏島信治 前橋(赤城山麓の旧大胡町(おおごまち))出身のフセジマです。わたしは群馬の冬の郷土食「煮込みうどん(県北部では「お切り込みうどん」ともいう)」を北海道の滋味ゆたかな食材をたっぷり生かしたバージョンで発展させたいとずいぶん前から考えています。そのために「北海道うどん研究会」をキッフオフしたいのですが、もうその時間はないか・・・。前橋にいるなら原嶋屋(?)の焼きまんじゅうも喰ってください。農作業中のお休みに、子どものおやつにと大車輪だった香ばしい食べ物です。なにせ群馬は古くから2毛作の麦の県ですから。それと、残念ながら朔太郎記念館はありません。前橋文学館を訪ねてください。展示は充実しています。 斎藤 伏島さん、北海道の米を扱った「西線11条のアリア」、北海道の蕎麦粉を扱った「秋のソナチネ」、北海道の春ニシンを扱った「春の夜想曲」、北海道の豆を扱った「霜月小夜曲」、北海道の蟹を扱った「蟹と彼女と隣の日本人」など、北海道産食材演劇の次なる題材は「小麦」だと考えておりました。実際私は「うどん」をよく打ちます。函館のお祭りで函館の人たちが私のうどん屋台を用意してくれたこともありました。「秋のソナチネ」で蕎麦打ちをやった時も、実はうどんにしようか蕎麦にしようかかなり悩みました。 江別産の小麦をベースに北海道オリジナルの新しいうどんを展望する作品を考察中です。やることだらけで優先順位が後回しになり続けていますが、次の私の新作は間違いなく「道産小麦」の話になると思っています。今のところの課題は「出汁」です。 伏島 夏場はつけ麺、冬場は煮込みうどん、持ち帰りOK、というシンプルな路線があるかも。もちろん、食材等には産地表示をきちんとつけて、北海道が誇る麦文化を担う。 「北海道の麦」は磯田憲一さんや和田由美さんたちといっしょにつくった『北加伊道カルタ』でも取りあげています。 読み札は、「まっすぐに 伸びる麦穂も日本一」。 江別製粉のS間常務とは長い知り合いです。
by waimo-dada
| 2014-01-13 19:30
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