N爺の藻岩山麓通信


札幌・藻岩山麓を基地に旅するN爺のブログです(写真は原始ヶ原から富良野岳)
by waimo-dada

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夏はラジオに水ようかん

 夏になったら六花亭の季節限定の水ようかんを買う。向田邦子さん推薦のミリー・ヴァーノンが歌う「スプリング・イズ・ヒア」でなく、SAYAKA&パルマ・アバネーラの「カフェ・ヴィーノ・イ・チョコラーテ」(コーヒー、ワイン、チョコレート)を聴く。涼やかで幸せ。オノコのいうことではないかもしれないがどなたにもお薦めしたい、北の夏のすごしかたその一。

 それにしても、それにしても、SAYAKAさんたちのライブを聴きに大通公園のテントシアターに出かけて大正解だった。それなりに知られた物産を買い集めたデパートの催事場のようなジャズフェスティバルの品揃えのなかで、SAYAKA&パルマ・アバネーラは新鮮でプロフェッショナルだった。先日のPMFの特別プログラム「ファビオ・ルイジと札響」が札幌の音楽史に残るプロ同士の見事な競演であったように、本物のエンターテイメントを成立させるのはプロフェッショナルな思想と技術だということの好例ではないだろうか。

 それにしても、です。SAYAKAさんがゲスト出演したFMラジオの番組を聞いていなかったらわたしは大通公園のテントに出かけていないわけで、いつもながらラジオとその番組を仕込んだ人たちに感謝したい。
 そのときは大雪山からの帰りに車を走らせながらのことだったけれど、ラジオで知った名曲やアーティストは少なくない。
 日高の牧場地帯をランドクルーザーで走っていたときに聴いたモーツァルトのピアノソナタはケッへル番号を頭にメモした。かなり懸命に。メモはわたしの頭がまだ灰色の脳細胞に占拠されていなかったときなので札幌に帰ってきたときも生きていた。
 ミーシャを初めて聴いたときもそうだった。何枚もCDを買い、やがて大晦日にライブを聴きに札幌ドームに行くきっかけになったのだから、わたしの音楽生活のなかでラジオが占める位置はすこぶる高い。

 毎年7月だけ買うことができる水ようかん。SAYAKA&パルマ・アバネーラの「カフェ・ヴィーノ・イ・チョコラーテ」。そしてラジオ。夏が半分終わりました。
by waimo-dada | 2012-08-01 00:20 | ラジオな日々